蓄膿症の症状 蓄膿症(副鼻腔炎) 治療 @
● 症状
副鼻腔は周囲のいろいろな器官と接したり、連絡しているため、その症状もさまざまです。しかも常に症状の全部が出るわけではありません。
また、神経質でいろいろな症状を訴える人もあれば、一向に気にかけない人もいます。特に子どもは平気ですので、両親が注意してやる必要があります。
● 鼻漏(鼻だれ)
急性のときは、漿液性(さらさらした液)または膿性の鼻じるがたくさん出ますが、慢性のときは粘液性膿性のものが出るのがふつうです。時には悪臭のあるチーズ様のうみが出ることもあります。
しかし篩骨洞炎では、鼻汁が鼻にはあまり出ないので、咽頭の方へ粘液が流れ、特に朝起きたときなど、多量のうみが「たん」のように口から吐き出されます。日中は気づかないまま、少しずつ飲み込んでいるようです。
● 鼻閉塞(鼻づまり)
患者は副鼻腔炎になる前から、繰り返し鼻炎を起こしているので、ほとんど例外なくみな慢性鼻炎の状態になっています。したがって、鼻甲介、中鼻洞、その他の鼻粘膜も全般にはれていて、鼻腔の中は狭くなっています。
そのために副鼻腔炎の患者はふつう鼻閉を訴えますが、患者によって長く病気をそのまま捨てておくと、鼻呼吸がじゅうぶんできないため、自然に口呼吸を覚えて、鼻閉をあまり訴えない人もいます。
アデノイドが大きくなると、口呼吸を覚え、いつも口を開いたままで、鼻づまりに気づかないことが多いものです。
● 頭痛、頭重感
最も多いのは、みけんから鼻根部にかけて重い感じがしたり、下を向いているとび根部が痛んでくることです。これはおもに篩骨洞炎のあるときです。その他、後頭部や側頭部などに頭痛を感じることもあります。慢性副鼻炎で、頭痛、頭重感が起こるのは、全体の40パーセントぐらいです。頭痛が起こるのは、腐敗した分泌物が排出されずに鼻にたまり、神経を刺激するためだと考えられます。
● 嗅覚障害
篩骨洞炎のときに、鼻腔内の上部の嗅覚神経のあるところが閉鎖されたり、中鼻甲介の粘膜がはれると、嗅覚が減退したり、ときどきいやなにおいがしたりします。
患者の13パーセントぐらいに起こりますが、これは呼吸のときに空気が鼻の上のほうを通らないため、または嗅覚神経が炎症でおかされるために起こります。
● 神経症状
神経質な人は、慢性の副鼻腔炎があると、いわゆるお天気やになったり、根気がなくなったり、記憶力が弱くなったりすることがあります。しかし、これは決して多いものではありません。頭の悪いのを鼻のせいにするのは間違っています。
● 他の器官への影響
副鼻腔は、薄い骨の壁一枚だけを隔てて眼窩(眼球の入っているくぼみ)に接しているので、副鼻腔の炎症は容易に隔壁の骨の小さい穴から眼窩内に侵入します。患者自身が気づかないでも、検査してみると、視野が狭くなっていたり、視力が弱っていたりします。時には、視神経が炎症の影響で弱められ、ひどいときには失明することもあります。
蓄膿症の脳汁が絶えず咽頭へ流れて行くと、その途中に開いている耳管の咽頭開口から炎症が耳管の中から中耳へ広がったり、膿が流れ込んで、耳管炎や中耳炎を起こしたり、慢性咽頭炎を起こしたりします。
また自覚しないでこの膿汁を飲み込んでいると、消化器系の臓器に傷害を与えて、慢性胃炎などの原因にもなります。
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蓄膿症の治療 蓄膿症(副鼻腔炎) 治療 A
蓄膿症を治すためには、
まず副鼻腔の中に詰まった膿を排除する必要があります。
急性副鼻腔炎の場合では、溜まった鼻水を吸引して取り除いたり、薬を使って治療します。
急性副鼻腔炎は治療期間がそんなに長くはかかりません。
しかし慢性副鼻腔炎の場合には、保存療法と手術療法があり、
完全に治療しようと思ったら(症状にもよりますが)半年から1年かけて治します。
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管理人が受けた治療は手術療法です。
蓄膿症の進行具合や患者の年齢的なもの、鼻ポリープが有るのか無いのかといった
総合判断で治療方法は変わってきます。
保存療法か手術療法かを判断します。
私が受けた手術療法は、内視鏡下鼻内副鼻腔手術といわれる手術です。
昔は蓄膿症の手術というと、
顔をメスで切って行なう切開手術しか方法がなかったとかで、
入院期間は1ヶ月ほどかかりました。
また顔を切る手術方法のために、顔に跡が残ったりもしたそうです。
さらに手術の後は顔が腫れたりするなど後遺症も起こったそうです。
過去にはこのような手術しかできなかったのことから、
蓄膿症の手術は恐いものと思われていたそうです。
しかし医療技術が進歩したことで、いまではほとんどの病院が蓄膿症の手術は
内視鏡を使った手術になりました。
鼻の穴から内視鏡を入れて、炎症の起きている粘膜を除去して、
副鼻腔のつまりをなくして空気が流れる状態に戻します。
ただし、蓄膿症の治療が厄介なのは、この手術で完治したと安心できないところです。
手術で終わりではありません。
私は3時間の手術と1週間の入院をしたけど、薬を飲んで定期的に通院する治療が半年間も続きました。
蓄膿症の手術は、一般的なほかの病気の手術とは異なり、
手術では「鼻の内部に詰まった膿を排除した、炎症部分を除去した」だけなのです。
ようは、鼻の中を掃除しただけであり、
鼻の本来ある状態に戻すには、手術後の経過を見守ることが重要なのです。
手術しただけでは、鼻本来の機能を取り戻したことにはなりません。
鼻本来の機能とは、鼻の中に入ってきた異物を出すことができたり、
呼吸がスムーズに行なえると言うことです。
手術後はまだ鼻の粘膜が正常とはいえませんから、このときに、風邪をひいたりすれば、たちまち粘膜が炎症をおこしてまた鼻づまり となって粘膜が炎症を起してしまいます。
ですから、術後は半年から1年は観察期間だと認識し、
普段以上に風邪をひかないように注意する必要があります。
また蓄膿症の原因がアレルギーや虫歯や喘息の場合には、
それらの治療も合わせて行なわなければ、蓄膿症が再発する可能性は高くなります。
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